2018年1月8日月曜日

太陽熱を利用した給湯システムの検討(7)ガス管が太くできないとき-2

風呂の湯量を増やしたいけれど、ガスの容量を上げられない(ガス管を太くすることができない)・・・そんなときの選択肢を書いています。


2、電気温水器

・電気温水器には、①深夜電力を利用した給湯システム と ②ヒートポンプエアコンで空気から熱を奪い、水からお湯を沸かすことができるシステム があります。
どちらも難点は、瞬間湯沸かし器のようにすぐにお湯が沸かない。しかし、ガス給湯器に比べて燃料費が安いのは利点です。

・電気温水器の貯湯タンクは300リットルから500リットルです。(家庭用)

①深夜電力を利用した給湯システムのイメージ
貯湯タンクをイメージ

②ヒートポンプエアコンで空気から熱を奪い、水からお湯を沸かすシステムのイメージ

空気から熱を集積 

介護施設等の浴槽は個人宅の浴槽より比較的大きいサイズが多いです。

160サイズの個浴

認知症のグループホームは、定員が9名です。入浴は1週間に2回程度なので、1日あたりの入浴者数は2名から3名です。この人数なら、家庭で使っている貯湯タンク(300リットルから500リットル)でも可能です。


120サイズの機械浴槽


浴槽の大きさは、個浴で120サイズから160サイズです。機械浴槽になるとさらに大きくなります。浴槽の湯量は120サイズで約200リットル、機械浴槽だと約350リットルも必要になります。

貯湯タンク内のお湯は、80度以上の高温です。そのお湯は水で温度を落とします。
冬期の場合、水の温度が低いので高温のお湯の使用量が増えます。

通所リハビリ、デイサービス、小規模多機能ホームなどの利用者の多くは、入浴を希望します。定員12人以上の施設ではお湯の使用量が多くなりますので、複数の貯湯タンクが必要になります。
1.のLPGガスの検討と同じく、これだけの貯湯タンクを設置できる場所が無い…という理由で、通所リハビリ施設における電気温水器の利用は、どちらのシステムも不採用となりました。
                                                                                    (続く)

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