2017年9月15日金曜日

エアコンのクリーニングはなぜするの?(1)

エアコンのクリーニングはなぜするの?
一般的な家庭でも同じ理由なのですが、答えとしては、

1、介護施設ではご利用者様の健康を守るため
2、エアコンが故障しないため

という2点が大きなものかと思います。
特に1番の「健康を守るため」というのは、ご利用者が高齢で免疫力も弱くなっていらっしゃいますので、大切なポイントです。

以下の点を踏まえながら、実際にあった例をご紹介します。

7月のある日、グループホームの施設管理者から、私の携帯に連絡がありました。

「エアコンを使い始めたらご入居者様が咳き込むようになった。
エアコンがおかしいのではないか?」

その施設はグループホームで2ユニット。木造2X4で暖かみのあるすばらしい施設です。
そして問題のエアコンは、新築当時から10年使ったものでした。
 

昨年6月のこと、カビがひどくエアコンを新品にしないと難しいほど汚れていました。また、プラスチック部品が破損し、エアコンフィルターが正しく装置できない状態でした。新しいエアコンに交換する提案をしましたが、予算の関係があってお客様から代案を求められました。

メーカーのメンテナンスと協議した結果、破損している部品とカビが取れないファイスカバー・ルーバー、消耗品のモーターとシロッコファンを新品に交換しました。エアコン内部は蒸発器だけ残してすべて新品になった感じです。すると、新品の輝きと澄み切ったエアコンの風に生まれ変わりました。
お化粧直しと清掃が終わったときのエアコン

2ユニットで6台、10馬力エアコンで、吹き出しが各3カ所のエアコンが稼動し始めました。
さあ、あと5年使う予定です。
・・・それが、1年で
エアコンに異常がでたと聞き、びっくりしました。


現場に到着しフェイスカバー外し、エアコンの様子を見ると、エアコンのルーバーとフェイスカバーにカビが発生していました。すぐに汚れをとらないとご入居者様の体調に影響がでますので、咳き込む方が出るのも当然でした。

上の画像ではわかりにくいので、分解したときの写真はこれです。 ↓
7月になると、エアコン扱う空調会社はどこもてんてこ舞いの忙しさ。いつもお世話になっている協力会社の設備屋さんにお願いし、エアコンの洗浄を行いました。

施設ごとにエアコンの洗浄を定期的にしています。施設の方にフィルター清掃をしていただいてます。

しかし、本当に汚れているのは内部なのです。
このカビがひどいルーバーは、1年前に新品にしました。

それなのにどうしてこんなことに!?

その理由が解明されたのは、設備屋さんに洗浄をしてもらった後のことでした。

                        (つづく)



2017年8月10日木曜日

「フィルター自動掃除機能」付きエアコンで氷発生!トラブルのわけ!

エアコンの「フィルター自動掃除機能」がついたものを使用している方は、多いと思います。
数ヶ月に1度やらなくてはならないフィルター掃除の手間を省けるなら、と高い値段を出して買っている方も。

我が家もその通りです。
でも、メーカーが言うところの「フィルターおそうじ」も万能ではなく、それ以上に気をつけなくてはならないことがある・・・・ということに気づきました。
以下、その経緯です。

ある雨の夏の日でしたが、夕方には天気がよくなって、気温が上がり始めました。
早速エアコンをつけましたが、はじめは室温が下がらないので温度設定を28度から24度にして風量を強運転にしました。

するとパラパラと言う音が聞こえます。
おかしいな?と思っいましたが、気にしないで仕事をしていました。

しばらくすると、風の吹き出しから、水滴が出てきました。

今までの経験から、「ドレンパンかドレンホースがホコリで詰まって水が漏れた」と思いました。
そこで、エアコンを止めてカバー部分を外したところ、内部の「蒸発器」といわれる部分が凍っていました。(写真参照)




その様子は、まるで昭和の時代の冷蔵庫のようです。



「昔 冷蔵庫 裏 霜」の画像検索結果



原因は、エアコンのフィルターの目詰まりでした。

フィルターの自動掃除用のダストボックスが満杯で、ホコリが取れなくなっていました。

日頃、介護施設等で、「フィルターの掃除はマメにしてください」 と言っている私ですが、“やってしまった!”事件です。

その後、エアコンを分解し、エアコンプレッサーを使って、蒸発器・シロッコファン・ルーバーも掃除をしました。

普通の掃除なら1時間程度で済むのに、氷を剥がしたり溶かしたり、結局2時間も使ってしまいました。

「自動」だからといって、全てが「自動」な訳ではありません。

私がつきあっている業者さんたちも、「かえって掃除がしにくくなったり、手がつけられなくなってから掃除の依頼がある」と嘆いています。

「自動」にも、エアコンの値段のグレードによって、「自動に掃除をしてくれる部分」が全部違うのです。

ぜひご自身のエアコンは、「どこの部分が自動なのか」を知ること、そして、自動かどうかに関わらず、マメに点検・掃除をされることをお勧めします。

2017年5月28日日曜日

高速道路の高架下にトランクルームが誕生するまで

平成17年4月 私は首都高速道路公団に入社しました。 民間倉庫会社に在籍したので、通常は出向となります。しかし、当時の公団は前例がないとのことで、一度会社を退職して、公団入社になりました。 公団職員になったときは、人事部で30名から40名の方が中途入社でした。主な方は国と地方公共団体の方です。たから伺った話ですが国が50%:地方公共団体が50%の企業(出資金=国約3800億:地方公共団体3800億円)でした。民間人からの入社は少なかったです。

なぜ私が首都高に?

首都公団の理事が前職のT倉庫にお見えになりました。
公団理事のお話では平成17年10月に道路4公団が民営化する。民営化後は収益事業を行いたい。高架下の運用を社内でいろいろ検討しているがその一つにトランクルームがあるが協力してほしいという内容だったと思います。
4月1日から首都高本社がある霞ヶ関に勤務しましたが、当時足を痛めて杖をついて出社しました。
その頃の
【現状と課題】
  ○都市計画駐車場(5箇所、2,145台): 地下式駐車場の老朽化が顕著。
  ○高架下駐車場(53箇所、4,838台): 収益は安定。事業成長性は乏しい。
  ○PA事業(19箇所、1,042台) : 敷地・建物とも狭小、利用主目的はトイレ。
【取り組み方針】
  ○首都高のお客様の期待に応える都市型多機能PAへの転換。
  ○地域の皆様の暮らしをお手伝いするトランクルームなどの
   新規事業への参入。

これから高架下の視察が始まります。




介護施設の昼食はおいしい 2

冷凍弁当を検討した理由は以下の通りです。
弊社顧客の介護施設の昼食はこちらでも書きましたが、大変おいしいと評判です。
けれど、おいしいものを作ろうとすればするほど、高コストになる傾向があります。

弊社顧客の介護施設は、食事の提供方法が3通りあります。

①認知デイの施設は、ご利用者の機能訓練ためご利用者と手作りしています。
場合のよっては買い物も行います。
これにより認知症で忘れてまった記憶をよみがえらす訓練です。

②通常規模のデイサービスや通所リハビリは、横浜中華街の有名シェフが昼食を作っています。


本格中華が介護施設で頂けるとてもお得なランチです。(シェフはテレビ番組によく出演されてます。)

③食材を給食会社から購入し、職員が調理しています。
その中に冷凍のおかずも一部あるので(宿泊系施設やデイサービスで利用しています)、それも利用していますが、評判はなかなか良い。

食事の提供数は多い日で約400食ぐらいだと思います。
介護業界は介護報酬の見直しが3年に一度あり、グループホームは10年で約6%も介護報酬が減少しています。
手作業でつくる食事はとてもおいしいのですが、上記のように3種類のやり方を場当たり的に導入していたのでは、人件費によるコストが高くなることは否めません。

そこで、③の冷凍惣菜の評判なども加味しながら、冷凍弁当を使うことで問題解決になるかを検討していきます。

最近は冷凍技術が進んでいるので、「おいしい」という評判を落とさずにコストを落とすことができれば、施設側の運営が楽になり他のサービスが充実できます。
・・・チャレンジの夏ですね。

介護施設の昼食はおいしい


現在、弊社が施設管理をしている介護施設では、職員が手作りでご飯を炊き、味噌汁を作っています。おかずは冷凍のおかずを湯煎で解凍していたそうです。
ところが食材費だけで赤字だということで、急遽、弊社にて対応策の依頼がありました。

そこで、九州で非常に好調に売上を伸ばしていると聞く冷凍弁当を試してみることにしました。
株式会社みのはらの「楽チン弁当」という商品です。
http://minohara.com/delivery/


まず食べてみて、価格と手軽さを検討してから、サービス付き高齢者向け住宅に提案してみようと思っています。
上記のように職員が作っているのでは、人件費も含め赤字になるのも無理はないですから。

サ高住(※)こそ、効率よく人手を使わないと、これからはもっと運営が大変な時代になると思います。

人件費等でお悩みの方は、ぜひ弊社 info@armo-s.co.jp にもご相談ください。


※サ高住=サービス付高齢者住宅
高齢者の居住の安定を確保することを目的として、バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する住宅のこと



2017年5月20日土曜日

古い住宅を改築した介護施設の補修

広い一般住宅を改装して、認知症対応型デイサービスを行っております。
ご利用者の定員は12名で、毎日大盛況なデイサービスです。

人気のポイントは、
「施設、施設していない」
「気軽だ」「友達の家に来ているみたい」
と聞きます。

そんな施設の今回の故障は平成元年製のレンジフードで、お部屋のコーナーにあります。
モーターから煙が出たので、コイルの不良が考えられます。
製造から30年近くたち補修部品がなく、電気屋さんにオリジナルで修理見積もりを依頼したところ、30万円以上かかることがわかりました。

同じようなレンジフードをステンレスで新規に作成したら、なんと120万円と言われ(!)特注品はコストが高すぎました。
さすが、築30年前のレンジフードに多額の修理代は無駄なので、キッチンの入れ替えも検討する事になりました。
古い家は、メンテナンス代がかかります。
介護施設として借りたので、保守費用は賃借人(借りた側)負担の契約です。
契約のときは、保守費について注意した方がいいという例です。

2017年5月13日土曜日

太陽熱を利用した給湯システム(3)

在宅のほ利用者様が入浴サービスを受けるには、老人デイサービス・小規模多機能ホームのサービス・通所リハビリー(デイケア)を利用されます。
ほかに宿泊系サービスとしてグループホームがあります。
この事業所は通所介護と宿泊介護(施設系)サービスがあります。

デイサービスと小規模多機能ホームの入浴は、午前中に行われることが多いです。
朝、8時頃からご利用者様のお迎えが始まります。
施設に8時半から9時半頃に到着します。
職員の人員配置や午後のレクレーションを考えると、午前中か遅くも午後2時までに入浴を済ませたいそうです。
午後は3時頃から帰宅の準備が始まります。
そのためデイサービスや小規模多機能ホームなどの通所介護は、午前中にお風呂に入り、昼食後は早く機能訓練(レクレーション等)の時間にしたいと聞いています。
(施設よって入浴の時間帯などが違います。)

小規模多機能で宿泊される方もいらっしゃいますが、職員のシフトの関係もあって早めに入浴を済ませます。
施設に到着してバイタルの確認(健康状態の確認)、記録をすませたら、9時から12時まで一気に入浴が始まります。
施設よって入浴者数は違います。(2個の浴槽で25名の方を入浴してる施設もあります。)
浴室が2個ある例 ユニットバスサイズは1620

入浴前からお湯を出して浴槽と洗い場を温めます。
浴室乾燥機を使ってユニットバスを暖めるようにしていますが、平行して給湯器のお湯も使っています。
追い炊き機能のある浴槽もありますが、追い炊きの場合浴槽のお湯を給湯器にポンプで戻し再加熱して浴槽に戻します。
場合によっては前のご利用者様のお湯が入ってしまう可能性があるので、(病気感染予防から)追い炊きは使わないようにしています。
お湯の温度が下がらないようにカランからお湯を吐水しています。
シャワーがあいているときは浴槽にシャワーを入れて、お湯があふれるようにしています。温泉のように掛け流しです。

給湯器を30分以上フル運転させると頭のいいガスメーターさんがガス漏れと間違えいて自動で停止することがあります。

マイコンでガスが止まると、職員が気がつかないままにシャワーから水が出てきます。
マイコン制御を解除することもできます。

この水がご利用者様にかかると冷たい。。。と大変な騒ぎになります。ほんと心臓によくないです。
このようなことは、毎年どこの施設で起きる現象です。

そこで今回、給湯器の負荷を下げるために、シャワーと浴槽の吐水を別々の給湯器にするのはどうか、と考えました。
はじめに行うのは、ガスの供給容量が足りるか?という問題です。
さあ、ガスのメーターを見てみましょう。



ガスメーターは電気メーター違い、簡単に判断ができません。
また、電気製品と違い、自分で器具を取り付けることができません。
自分で作業してガス爆発!では困ります。
一つの建物に、通常ガスメーターは一つですが、この建物は複数ガスメーターがありました。
そこで、16号、24号給湯器が何台つけられるか。
東京ガスのライフバルさんに見ていただくことになりました。        (続く)