一般的な家庭でも同じ理由なのですが、答えとしては、
1、介護施設ではご利用者様の健康を守るため
2、エアコンが故障しないため
という2点が大きなものかと思います。
特に1番の「健康を守るため」というのは、ご利用者が高齢で免疫力も弱くなっていらっしゃいますので、大切なポイントです。
以下の点を踏まえながら、実際にあった例をご紹介します。
7月のある日、グループホームの施設管理者から、私の携帯に連絡がありました。
「エアコンを使い始めたらご入居者様が咳き込むようになった。
エアコンがおかしいのではないか?」
その施設はグループホームで2ユニット。木造2X4で暖かみのあるすばらしい施設です。
そして問題のエアコンは、新築当時から10年使ったものでした。
昨年6月のこと、カビがひどくエアコンを新品にしないと難しいほど汚れていました。また、プラスチック部品が破損し、エアコンフィルターが正しく装置できない状態でした。新しいエアコンに交換する提案をしましたが、予算の関係があってお客様から代案を求められました。
メーカーのメンテナンスと協議した結果、破損している部品とカビが取れないファイスカバー・ルーバー、消耗品のモーターとシロッコファンを新品に交換しました。エアコン内部は蒸発器だけ残してすべて新品になった感じです。すると、新品の輝きと澄み切ったエアコンの風に生まれ変わりました。
| お化粧直しと清掃が終わったときのエアコン |
2ユニットで6台、10馬力エアコンで、吹き出しが各3カ所のエアコンが稼動し始めました。
さあ、あと5年使う予定です。
・・・それが、1年で
エアコンに異常がでたと聞き、びっくりしました。
現場に到着しフェイスカバー外し、エアコンの様子を見ると、エアコンのルーバーとフェイスカバーにカビが発生していました。すぐに汚れをとらないとご入居者様の体調に影響がでますので、咳き込む方が出るのも当然でした。
上の画像ではわかりにくいので、分解したときの写真はこれです。 ↓
7月になると、エアコン扱う空調会社はどこもてんてこ舞いの忙しさ。いつもお世話になっている協力会社の設備屋さんにお願いし、エアコンの洗浄を行いました。
施設ごとにエアコンの洗浄を定期的にしています。施設の方にフィルター清掃をしていただいてます。
しかし、本当に汚れているのは内部なのです。
このカビがひどいルーバーは、1年前に新品にしました。
それなのにどうしてこんなことに!?
その理由が解明されたのは、設備屋さんに洗浄をしてもらった後のことでした。
(つづく)



