2017年5月3日水曜日

太陽熱を利用した給湯システム(2)


介護施設、デイサービスの人気は、
 1、お風呂
 2、おいしい食事
 3、レクレーションこと機能訓練 
と思っています。

私が、ある施設のメンテナンスの見直しを頼まれたとき、驚いたことにそこでは、お風呂のお湯を温泉のように掛け流しにしていました。

その理由ですが、介護用の機械浴槽は、浴槽のお湯を追い炊きすることができません。
そこで浴槽の温度を一定に保つために、カランからお湯を出し、シャワーヘッドも湯船に入れていたのです。

施設では、家庭用の24号給湯器を使っていました。

この給湯器は価格も安く、安定した性能ですが、業務用に使うには能力が不足します。
たとえば、浴槽にお湯を吐水して、シャワーを使うとします。
メーカさんのHPで見ると、24号で十分な性能を得られるような表記がありますが、実は能力が足りません。

それは…例えば、水道水は20度と仮定します。
そこから40度まで20度温度を上げます。
この時、24号給湯器だと約1分間に24リットルのお湯が出ます。

ということは、シャワーから15リットル、カランから9リットルのお湯が使えるということです。

これが食事時になると、台所とか手洗いとか、さらに給湯箇所が増えます。
そうしますと給湯器の能力が不足して、温度が下がってきます。これが大変まずい状況です。
シャワーを使っている時にお湯の温度が下がったり、ときには水が出たりします。
すると風呂場で「ぎゃー」という悲鳴が響き渡るのです。

そこでこの施設で、台所や洗面所お湯の利用を控えるようにお願いしてみますと、今度は手を洗わないご利用者が出てきました。

それは衛生的に問題になりますので、何とかしなくてはなりません。
次回は、私が取った対策をご紹介します。        (続く)



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